伊賀八幡宮

2020年4月20日神社

伊賀八幡宮は、愛知県岡崎市にある神社です。文明2年(1470)に松平親忠が氏神として創建し、江戸幕府の初代将軍となった徳川家康が社殿を造営、3代将軍徳川家光が家康を東照大権現としてあわせて祀りました。境内にある本殿や随身門ほか多くの建物が国重要文化財に指定されています。

旅行先について

地図


(この地図の緯度:34.971431, 経度:137.164672

旅行先の概要

主祭神 応神天皇、仲哀天皇、神功皇后、東照大権現
所在地 愛知県岡崎市伊賀町東郷中86
交通 名鉄「東岡崎駅」から名鉄バス(奥殿陣屋行き)経由で約10分、「八幡社前」停留所下車、徒歩約3分
東名高速道路「岡崎IC」から車で約10分
拝観料 無料
駐車場 境内に砕石を敷いた無料駐車場(60台)あり
URL
連絡先 伊賀八幡宮 0564-26-2789

歴史・由来

伊賀八幡宮は、愛知県岡崎市にある神社で、文明2年(1470)に松平氏4代当主の松平親忠が氏神として創建しました。

江戸幕府の初代将軍となった徳川家康は、慶長16年(1611)にこの神社の本殿を造営しており、3代将軍・徳川家光も寛永13年(1636)に幣殿・拝殿などを増築するとともに、家康を東照大権現としてあわせて祀りました。

現在、伊賀八幡宮境内にある本殿や随身門、神橋ほか多くの構造物が国重要文化財に指定されています。

また、毎年大寒の日には、弓から放たれた矢によって的の割れた数で農作物の豊凶を占う「武者的神事」が行われるほか、4月第1または第2日曜日に開催される時代行列「家康行列」では、伊賀八幡宮が出陣の地となります。

車椅子で旅行するポイント

【1】伊賀八幡宮の正面右手に砕石を敷いた無料駐車場、ここから池を一周し随身門に至るコンクリートの参道が延び、参道に降りる階段とスロープもある。
【2】随身門は石段があるので正面右手の「車のおはらい用」駐車場に迂回し、東門を抜けて境内に入る。
【3】伊賀八幡宮の境内。参道部分は石畳やコンクリートで舗装されている。社殿に間近い玉垣内に入れるのは早朝6時から8時半まで。





境内配置図 [凡例]
本殿 幣殿 拝殿 随身門 神橋 石鳥居 讃岐社 住吉社 日宮社 牟久津社 御供所 伊勢社 若宮社 上総社 斎館 教国稲荷社 安芸社 伊賀川 伊賀橋北交差点 伊賀橋南交差点 八幡社前バス停 愛知県道39号岡崎足助線 国道248号 北岡崎駅

移動のしやすさ

★★★★☆

バリアフリーの状況

伊賀八幡宮は北岡崎駅に近い市街地にあり、地形的にはほぼ平坦な場所となっている。
正面右手に駐車場があり、本来の参道は石鳥居から池に架かる神橋を通って随身門の石段を上り社殿に至るルートだが、周囲より低い位置にある池の周囲はコンクリート舗装の歩道となっており、駐車場から階段またはスロープで降りられるようになっている。
随身門は石段があるが、「車のおはらい用」駐車場が別にあるので、ここから東門を通って境内に入れば、あとは石畳の参道が社殿の手前にある神門まで続いている。
なお、神門から先の玉垣内に入れるのは早朝の時間帯のみとなっている。

周辺の名所・観光スポット

岡崎城

「岡崎城」は、矢作川沿いにそびえる龍頭山に、三河守護代の西郷稠頼が室町時代に築いたのが始まりで、後に徳川家康の祖父にあたる松平清康が奪い取って大規模な改修を加えたもので、徳川家康が誕生した城としても有名です。江戸時代には水野家や本多家など、徳川家からの信頼が厚い譜代大名が封じられていました。明治時代に廃城となりますが、戦後の昭和34年(1959)に3層5階建ての天守が復興され、「日本100名城」の一つに選定されました。また、岡崎城を中心とするエリアは「岡崎公園」として整備されています。
【身障者用駐車場・トイレ・スロープあり。ただし、天守閣はエレベーターがないので車椅子は利用不可。】

■参考リンク:岡崎公園

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このページの執筆者
@tabisora110