飯野八幡宮

2021年10月8日神社

飯野八幡宮は、福島県いわき市にある神社です。平安時代の康平6年(1063)、源頼義が奥州討伐の際に石清水八幡を勧請して戦勝祈願したことが始まりと伝えられています。毎年9月14日・15日には流鏑馬神事が行われてます。江戸時代初期につくられた本殿・拝殿や楼門などの多くの建築物が国重要文化財に指定されています。

旅行先について

地図


(この地図の緯度:37.060361, 経度:140.882111

旅行先の概要

御祭神 品陀別命(応神天皇)、息長帯姫命(神功皇后)、比売神
所在地 福島県いわき市平字八幡小路84
交通 JR常磐線「いわき駅」から新常磐交通バス(久保町循環)経由で約10分、「八幡小路」停留所下車すぐ
磐自動車道「いわき中央IC」から車で約15分
拝観料 無料
駐車場 境内に舗装済みの無料駐車場あり
URL
連絡先 飯野八幡宮 0246-21-2444

歴史・由来

飯野八幡宮は、福島県いわき市にある神社です。

社殿によれば、平安時代の康平6年(1063)、源頼義が奥州討伐の際に石清水八幡を勧請して戦勝祈願したことが始まりと伝えられています。

建永元年(1247)、執権・北條時頼が政所執事の伊賀光宗を飯野八幡宮が鎮座する好嶋荘の預所に任命し、以後伊賀氏の子孫にあたる飯野氏が神社の神主職も兼ねるところとなりました。

貞和2年(1346)には放生会における流鏑馬の神事が始まり、現在も毎年9月14日・15日に流鏑馬神事が行われるのが恒例となっています。

中世にはこの地を支配した岩城氏の崇敬を受け、所領の寄進などが行われていますが、慶長7年(1602)、徳川家の譜代大名として鳥居忠政が入部すると、八幡宮は現在地の八幡小路に遷座させられ、元の場所には磐城平城が築城されました。

飯野八幡宮の境内にある本殿や拝殿、楼門などの桃山様式の残る建築物の多くは江戸時代初期につくられたものであり、国重要文化財に指定されています。

車椅子で旅行するポイント

【1】飯野八幡宮の表参道入口。中央の神橋に石段があり、両サイドは自然石の石畳となっている。
【2】表参道入口の右、バス停近くに車両の進入口があり、ここから舗装された駐車場に入ることができる。
【3】駐車場で降りて八幡宮会館前を通れば神橋を通らずに平坦な境内に移動できる。
【4】表参道を直進した先にある唐門は敷居の部分が段差となっており、唐門の両サイドには塀が建つ。
【5】唐門を通らずに右手に迂回すれば、塀の切れ目にある鳥居から拝殿方面に移動できる。
【6】飯野八幡宮の拝殿前。自然石でできた石畳の参道が延びている。



境内配置図 [凡例]
福島刑務所いわき拘置支所 八幡小路バス停 楼門 愛宕神社 八幡宮会館 春日神社 手水舎 神楽殿 唐門 本殿 拝殿 武内神社 白幡神社 仮殿 宝蔵 若宮八幡宮 事代主神社 社務所

移動のしやすさ

★★★☆☆

バリアフリーの状況

飯野八幡宮は平坦地にあり、いったん駐車場に入れば境内の移動は容易である。拝殿のある区画は塀や玉垣がめぐらされており、正面の唐門には敷居の段差があるが、若宮八幡宮前の参道から入ればこのような段差がない。ただし、参道部分は平坦なコンクリートではなく自然石で舗装されていて凹凸が大きい。

周辺の名所・観光スポット

スパリゾートハワイアンズ

「スパリゾートハワイアンズ」は、いわき市にある温泉テーマパーク、ホテル、ショーシアター、レストランなどからなる大型レジャー施設。実写映画『フラガール』やアニメ映画『フラ・フラダンス』に描かれるフラガールショーなどが催されており人気となっている。
【エレベーター、スロープ、車椅子専用更衣室・駐車場・トイレ・観覧席、バリアフリールートの設定、障害者割引あり】

■参考リンク:スパリゾートハワイアンズ

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このページの執筆者
@tabisora110