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今宮戎神社

2014年2月18日神社

今宮戎神社(いまみやえびすじんじゃ)は、大阪市の市街地に鎮座する商売繁盛、福徳円満の神様で、正月の「十日戎」には100万人もの参詣客が縁起物の「福笹」を求めて集います。この十日戎に奉仕する「福むすめ」は公募制でたいへん人気があります。

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旅行先について

地図

旅行先の概要

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御祭神 天照皇大神、事代主命、素盞鳴命、月読尊、稚日女尊
所在地 大阪府大阪市浪速区恵美須西1-6-10
交通 南海電気鉄道「今宮戎駅」から徒歩約1分
阪神高速道路1号環状線「なんば出口」から車で約3分
拝観料 無料
駐車場 狭隘のため一般には周辺駐車場を利用。ただし、神社境内北側(参集殿裏)に舗装済の身障者用駐車場(1台)あり。
URL
連絡先 今宮戎神社 06-6643-0150

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歴史・由来

今宮戎神社(いまみやえびすじんじゃ)は、大阪市浪速区の市街地に鎮座する神社です。御祭神は天照皇大神、事代主神、素盞嗚命、月読尊、稚日女尊の5柱であり、うち恵比寿神と同体とされる事代主神が特に有名で、商売繁盛・福徳円満の「えべっさん」として信仰を集めています。

もとは推古天皇8年(600)、聖徳太子が四天王寺を建立したときに西方鎮護として創建されたものといわれ、のち京都祇園の八坂神社の氏子が今宮に移り住み、同地の北向蛭子社を勧請したとされています。

かつての今宮は海に近かったことから、平安時代以降、今宮浜の漁師たちがこの神社の神人となって魚介類の売買に従事するとともに、供御人として宮中に鮮魚を献上し、あわせて余剰品を専売する特権を得て大いに栄えました。

豊臣秀頼の時代には片桐且元を普請奉行とする社殿造営が行われるとともに社領18石の寄進があり、続く江戸時代には正月の例祭「十日戎」の行事も賑やかさを増し、一般民衆はもとより、芸妓らがきらびやかな衣装をまとい「宝恵駕籠」(ほえかご、ほいかご)に乗って参詣するようにもなりました。

現在も正月9・10・11日の「十日戎」には毎年100万人もの参詣客が訪れ、縁起物とされる「福笹」の頒布を受け、小判、米俵、鯛などの「吉兆」とよばれる小宝を「福むすめ」に結い着けてもらう風景がお馴染みとなりました。この十日戎に奉仕する「福むすめ」は希望者が多くたいへん人気であることから、毎年公募により決定されることとなっています。

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車椅子で旅行するポイント

今宮戎神社【1】今宮戎神社正面。三輪鳥居形の門があり、中央には敷居があるが脇門は段差なし。
今宮戎神社【2】今宮戎神社境内。玉砂利が厚く敷かれ車輪の沈み込みに注意。拝殿賽銭箱の前まで段差なし。
今宮戎神社【4】境内裏手(北側)の道路に通用門があり舗装駐車場へと続く。
今宮戎神社【4】駐車場の身障者スペース。参集殿の建物の裏にあたる。
今宮戎神社【5】境内は平坦なため社殿裏手からも移動可。


今宮戎神社境内図

周辺の名所・観光スポット

大阪城天守閣

豊臣秀吉が天下統一の拠点として石山本願寺跡に築城し「三国無双」と讃えられた平城で、現在の天守は「復興天守」として戦前に再建されたもの。内部は博物館となっており、豊富秀吉の「黄金の茶室」原寸大模型や「大阪夏の陣図屏風」その他大阪城に関連した資料が展示されている。また、8階は大阪の街並みを一望できる展望台となっている。
【身障者用トイレ・スロープ・エレベーターあり。障害者手帳提示で本人と介助者1名無料。】

■参考リンク:大阪城天守閣

このページの執筆者
@tabisora110