皇大神宮(伊勢神宮内宮)

2013年5月26日神社

皇大神宮は、三重県伊勢市にある皇室の祖先神である天照大御神を祀る宮で、一般に「伊勢神宮」と総称される宮社の中心をなしています。豊受大御神を祀る豊受大神宮を「外宮」というのに対し、皇大神宮は「内宮」と呼ばれ、今も古式のまま20年ごとに式年遷宮が行われます。五十鈴川の清流沿いに位置しており、鳥居前の「おかげ横丁」には様々な土産物店や食事処が並び、多くの参拝客で混雑しています。

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旅行先の地図

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旅行先の概要

御祭神 天照大御神
所在地 三重県伊勢市宇治館町1
交通 近鉄「宇治山田駅」からバス15分
伊勢自動車道「伊勢西IC」から車で5分
拝観料 無料
駐車場 周辺に市営駐車場(1時間無料、2時間未満500円、以降30分ごと100円加算)あり。A4駐車場に身障者区画あり。ただし、休日・祝日は猿田彦神社前付近からの駐車場待ち渋滞(30~1時間待ち)に巻き込まれるおそれがあるので留意のこと。
URL
連絡先 神宮司庁 0596-24-1111

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歴史・由来

皇大神宮は、三重県伊勢市を流れる五十鈴川のほとりに鎮座する宮で、一般に地名を冠して「伊勢神宮」と総称される宮社の中心をなしています。豊受大御神を祀る豊受大神宮を「外宮」というのに対し、皇大神宮は「内宮」と呼ばれます。

『日本書紀』によれば、崇神天皇の時代、皇居内に奉斎されていた天照大御神を畏れ多いとして別殿に祭り、さらに適地を求めて各地を巡幸した後、垂仁天皇26年(紀元前4)に伊勢の地に創建されたと伝えられています。その際一時的に天照大御神が奉斎された場所は「元伊勢」と呼ばれます。

皇大神宮は、皇室の祖先神である天照大御神を祀ることから特別な位置づけにあり、今も古式のまま20年ごとに式年遷宮が行われ、「正宮」をはじめとする建物が隣接地に建て替えられます。

現在でも全国的に崇敬を集めており、鳥居前の「おかげ横丁」には様々な土産物店や食事処が並び、多くの参拝客で混雑しています。

車椅子で旅行するポイント

伊勢神宮内宮【1】宇治橋鳥居。脇の衛士見張所でタイヤ幅の広い車椅子や電動車椅子の貸出あり。自分の車椅子と乗り換える人も。
伊勢神宮内宮【2】参道は玉砂利敷。端のほうが比較的玉砂利少なく平坦。
伊勢神宮内宮【3】五十鈴川に降りる場所があるが階段状で車椅子不可。
伊勢神宮内宮【4】別宮の風日祈宮は階段のある橋を越えるため車椅子不可。
伊勢神宮内宮【5】正宮。階段のため車椅子はここまで。日によっては大混雑。
伊勢神宮内宮【6】別宮の荒祭宮。階段のため車椅子は手前まで。
伊勢神宮内宮【7】参集殿。横は階段だが正面はスロープで、中に自販機や身障者トイレあり。


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境内配置図 [凡例]
正宮 風日祈宮 荒祭宮 神楽殿 神馬舎 参集殿 五十鈴川 神宮司庁 宇治橋 衛士見張所 伊勢市営A4駐車場 おかげ横丁 伊勢インターチェンジ 三重県道12号伊勢南勢線

移動のしやすさ

★★★☆☆

バリアフリーの状況

伊勢神宮の内宮は、身障者用トイレや身障者用駐車区画があり、宇治橋の袂の衛士見張所では電動車椅子の貸出しも行われているなど、確かに設備としては他の神社仏閣よりは整った面がある。しかし宇治橋から正宮までは延々と800メートルほど玉砂利の道を移動することになるため、お世辞にも快適とはいえず、しかも外宮と違ってほとんどすべての建物は石段の上にあるため、結局は石段の下での遥拝となる。いすれにしても衛士見張所で車椅子が借りられるので、乗り換えはしておいたほうがよい。

周辺の名所・観光スポット

おはらい町・おかげ横丁

「おはらい町」は、内宮の宇治橋前に形成された門前町で、沿道の建物はかつての商家建築にみられた切妻造りに統一され、風情を醸しだしている。通りの中ほどには、「お蔭参り」でにぎわった江戸から明治にかけての門前町の町並みを移築・再現した「おかげ横丁」も整備されており、名物の伊勢うどんや手こね寿司などの飲食店をはじめ、土産物店や資料館などが建ち並んでいる。

■参考リンク:おはらい町・おかげ横丁

このページの執筆者
@tabisora110