伊弉諾神宮

伊弉諾神宮

2013年6月24日神社

伊弉諾神宮は、兵庫県淡路市に鎮座する神社で、淡路国一の宮です。『日本書紀』に国産みを終えた伊弉諾尊が淡路島多賀の幽宮(かくりのみや)に鎮まったとあるのがこの社の起源とされています。広々とした境内には樹齢900年の「夫婦の大楠」があり、安産や縁結びに御利益があるといわれています。

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旅行先について

地図

旅行先の概要

御祭神 伊弉諾尊、伊弉冉尊
所在地 兵庫県淡路市多賀740
交通 神戸淡路鳴門自動車道「津名一宮IC」から車で約5分
拝観料 無料
駐車場 神社敷地に砕石敷の無料駐車場あり。
URL
連絡先 伊弉諾神宮 0799-80-500

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歴史・由来

伊弉諾神宮は、兵庫県淡路市に鎮座する神社で、淡路国一の宮です。

国産みを終えた伊弉諾尊が最初に生まれた淡路島多賀(一説には近江国多賀の「多賀大社」とも)の幽宮(かくりのみや)に鎮まったと『日本書紀』にあるのがこの社の起源とされています。

平安時代に編纂された『日本三代実録』の貞観元年(859)条には「淡路国無品勲八等伊佐奈岐命に一品を授け奉る」と書かれており、伊弉諾神宮に最高位となる一品の神階が授けられたことがわかります。

現在の社殿は明治時代に国費をもって整備されたもので、もともと禁足地とされる古墳(伊弉諾命の神陵)があった場所を整地して造営したものといい、正面の「放生の神池」は古墳の周濠の跡だといわれます。

境内には流鏑馬神事を行う「馬場」、「左右神社」をはじめとする多くの摂末社などのほか、樹齢900年の「夫婦の大楠」があり、安産や縁結びに御利益があるといいます。

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車椅子で旅行するポイント

伊弉諾神宮【1】県道沿いの大鳥居右手に未舗装の駐車場。裏にはせきれいの里とトイレ棟。
伊弉諾神宮【2】表参道ほか境内は玉砂利が全面に敷かれている。
伊弉諾神宮【3】駐車場裏に身障者トイレあり。なお、スロープと地面との間に段差が生じている。
伊弉諾神宮【3-1】身障者トイレ内部。ちり紙は自販機で購入につき注意。
伊弉諾神宮【4】神門。参道より1段高いが両脇がスロープ状のつくりで車椅子可。
伊弉諾神宮【5】伊弉諾神宮の拝殿。神門以降の参道は平坦な石畳。賽銭箱は参道に近い位置にある。
伊弉諾神宮【6】自動車の場合、伊弉諾神宮の西鳥居から自動車祓所に入るルートのほうが駐車場からよりも拝殿に近い。


伊弉諾神宮境内図

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境内配置図 [凡例]
本殿 拝殿 根神社 竈神社 鹿島神社 住吉神社 左右神社 夫婦杉 社務所 神門 手水舎 せきれいの里 表参道 大鳥居 西鳥居 兵庫県道88号志筑郡家線 一宮市街 津名一宮インターチェンジ

移動のしやすさ

★★★☆☆

バリアフリーの状況

伊弉諾神宮は神域が広大だが、境内東側に砕石を敷いた無料の参詣者駐車場が用意されている。初詣などの混雑時期にはさらに別の臨時駐車場も開放される。常設の駐車場に隣接してトイレ棟があり、身障者トイレを併設しているが、入口のスロープに段差が生じている点と、トイレ内の紙切れに注意したい。
駐車場から神門までは玉砂利をひたすら進み、神門から拝殿まで来て平坦な石畳に変わる。より移動を少なくするのであれば、西鳥居から自動車祓所を経て垣内に進むのがよい。

周辺の名所・観光スポット

国営明石海峡公園

淡路市と神戸市にまたがる総面積330ヘクタールの国営公園。神戸地区は現在整備中。淡路地区は、明石海峡大橋を望む海に面した高台にあり、西暦2000年開催「淡路花博ジャパンフローラ」の会場となっていた。園内にはチューリップ・ひまわり・コスモスなど四季の花が楽しめるテラスや、夢っ子ランドなどの遊具施設が整備されている。【身障者用トイレ・駐車場・車椅子貸出あり。障害者手帳提示で本人及び介助者1名まで無料。】

■参考リンク:淡路島 国営明石海峡公園

このページの執筆者
@tabisora110