開成山大神宮
開成山大神宮は、福島県郡山市にある神社で、明治9年(1876)、伊勢神宮の御分霊を勧請し、安積開拓に従事する人々の精神的支柱として創建されたものです。「東北のお伊勢さま」と慕われ、初詣には約20万人の人出があります。桜の名所でもあります。
旅行先について
地図
旅行先の概要
御祭神 | 天照大御神、豊受大神、神倭伊波禮彦命(神武天皇) |
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所在地 | 福島県郡山市開成3丁目1-38 |
交通 | 東北自動車道「郡山IC」から車で約15分。 JR東北本線「郡山駅」から福島交通バス経由で約10分、「郡山女子大学」停留所下車。 |
拝観料 | 無料 |
駐車場 | 神社境内に舗装済みの駐車場あり(無料)。拝殿への身障者用スロープ脇に身障者用区画あり。 |
URL | 開成山大神宮 |
連絡先 | 開成山大神宮 024-932-1521 |
歴史・由来
開成山大神宮は、福島県郡山市にある神社で、明治9年(1876)に創建されたものです。御祭神は天照大御神、豊受大神、神倭伊波禮彦命(神武天皇)。社号額は有栖川宮熾仁親王の染筆によるものです。
明治時代、この一帯は原野地でしたが、福島県典事の中條政恒の呼び掛けで地元商人らが開拓会社「開成社」を立ち上げ、あわせて旧士族の入植も進み、官民挙げての安積開発が始まります。その過程で、安積開拓に従事する人々の精神的支柱として伊勢神宮の御分霊を勧請する計画が持ち上がり、神宮司庁の許しを経て創建されたものです。
このような経緯から「東北のお伊勢さま」と称され、毎年の初詣客は福島県内最多の約20万人を数えます。
また、隣接する開成山公園とともに桜の名所となっており、4月の「開成山大神宮桜祭り」では、夜間に桜の木がライトアップされ、模擬店も出て大いににぎわいます。
車椅子で旅行するポイント
周辺の名所・観光スポット
開成山公園
開成山大神宮に隣接する、総面積約30ヘクタールの都市公園。近世、二本松藩の狩場として利用され、明治時代には安積開拓のための灌漑用ため池が造成された。現在は各種スポーツ施設や音楽・文化交流館が立地するとともに、五十鈴湖の周囲に遊歩道が廻らされ散策できるようにもなっている。開拓時代に約4千本の桜が植栽されたことから福島県内でも有数の桜の名所となっており、花の時期には多くの人々が訪れる。
【多目的トイレあり。車椅子で散策可。】
■参考リンク:郡山市>開成山公園