金蛇水神社

金蛇水神社

2021年1月19日神社

金蛇水神社は、宮城県岩沼市にある神社で、主祭神の水速女命を金蛇大神として祀り、商売繁盛や金運円満の御利益で知られます。境内には樹齢300年の「九龍の藤」や約1,000株の牡丹園があり、毎年5月には「金蛇水神社花まつり」が開催されます。

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旅行先について

地図

旅行先の概要

御祭神 金蛇大神
所在地 宮城県岩沼市三色吉字水神7
交通 JR岩沼駅西口から岩沼市民バス(大師線)経由で約16分、「ハナトピア前」停留所下車、徒歩約10分
(なお、5月の花まつり期間中は岩沼駅西口から金蛇水神社直通の臨時バスあり)
仙台東部道路「岩沼IC」から車で約15分
拝観料 無料
駐車場 境内に舗装された無料駐車場【身障者用区画併設】あり
URL
連絡先 金蛇水神社 0223-22-2672

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歴史・由来

金蛇水神社は、宮城県岩沼市にある神社で、主祭神として金蛇大神(水速女命)を祀っています。

創建年代は不明ながら、一条天皇の永祚元年(989)、京都三条に住む小鍛治宗近が、天皇の御佩刀を鍛えよとの命を受け、名水を求めて諸国を遍歴していたところ、この地の水神宮のほとりに名水を見出したため、早速刀作りをはじめたといいます。

ところが蛙の鳴き声が喧しく集中できないため、雌雄一対の金蛇を作って水中に投げ入れたところ、蛙は鳴き止み無事に刀を鍛造することができたため、以来金蛇が御神体になったと伝えられます。

このように水神やその化身である蛇(巳)と関わりが深く、商売繁盛・金運円満などの御利益で広く知られ、境内には蛇紋岩の置き物などが並ぶほか、東北最大級の等身大の八臂弁財天である「金蛇弁財天」も祀られています。

また、境内は樹齢300年の「九龍の藤」の藤棚や100種1,000株に及ぶ牡丹園などもあり、毎年5月には「金蛇水神社花まつり」が開催され、多くの人が訪れます。

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車椅子で旅行するポイント

金蛇水神社_1.jpg 【1】金蛇水神社の第一駐車場。舗装され身障者区画がある。駐車場に隣接してSandoTerrace(参道・休憩処)の建物が見える。
金蛇水神社_2.jpg 【2】SandoTerraceはバリアフリー化されており、入口近くに多目的トイレが設置されている。
金蛇水神社_3.jpg 【3】多目的トイレ内部(オストメイト可)
金蛇水神社_4.jpg 【4】SandoTerrace内の参道を抜けると正面は鳥居で、ここから境内に入る。鳥居下が2段高いが端に段差解消スロープがある。
金蛇水神社_5.jpg 【5】金蛇水神社の境内。参道はコンクリートで舗装され移動しやすくなっている。
金蛇水神社_6.jpg 【6】裏道もあるが【5】から本殿に至るメインの参道は石段につき移動可能なのは拝殿下まで。


金蛇水神社境内図

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境内配置図 [凡例]
本殿 弁財天社 授与所 社務所 藤棚 SandoTerrace 第1駐車場 広場 牡丹園 宮城県道39号仙台岩沼線

移動のしやすさ

★★★★☆

バリアフリーの状況

金蛇水神社は外苑にあるバリアフリーの新休憩所Sando Terraceをはじめとして、石畳で舗装された参道やスロープなどが整備されており、多目的トイレや身障者用の駐車スペースも用意されている。本殿は境内でも高い位置にあり、表参道からの経路には石段があるが、弁財天社や社務所、授与所がある本殿よりも下の境内は石畳のため比較的移動はしやすい。

周辺の名所・観光スポット

東北歴史博物館

「遠の朝廷」(とおのみかど)と呼ばれた陸奥国府・多賀城や「壺の碑」とされる古碑「多賀城碑」の近くにあり、総合展示室では蝦夷や城柵、奥州藤原氏を始め、旧石器時代から近現代までの東北全体の歴史をわかりやすく紹介している。特別展示室、テーマ展示室では、民俗や美術工芸など時々のテーマに沿った展示を行っている。
【身障者用トイレ・駐車場・スロープ・エレベーター・点字ブロック・シアター等の特別席・車椅子貸出あり。障害者手帳提示で本人及び介助者1名(身体障害・精神障害は1・2級に限る。)まで常設展示無料・特別展示5割引。】

■参考リンク:東北歴史博物館 TOHOKU HISTORY MUSEUM

このページの執筆者
@tabisora110