美作総社宮

美作総社宮

2020年5月19日神社

美作総社宮は、岡山県津山市にある神社で、美作(みまさか)65郷の神社を合祀したかつての美作国の総社にあたります。中山神社・高野神社とともに「美作三大社」の一つとして栄えました。現在の本殿は、永禄5年(1562)に毛利元就が造営したもので、国重要文化財に指定されています。

広告

旅行先について

地図

旅行先の概要

御祭神 大己貴命
所在地 岡山県津山市総社427
交通 中国自動車道「院庄IC」から車で約15分
拝観料 無料
駐車場 神社北側から進入して境内に駐車可
URL
連絡先 総社宮 0868-22-4390

広告

歴史・由来

美作総社宮は、岡山県津山市にある神社で、美作(みまさか)65郷の神社を合祀したかつての美作国の総社にあたります。美作国一宮の中山神社・二宮の高野神社とともに「美作三大社」の一つとして栄えました。

社記によると、欽明天皇25年に大己貴命を祀ったのがはじまりで、和銅6年(713)に備前国を分割して美作国が置かれた後、国司が現在地の亀甲山に社殿を移したと伝えられます。その際に大己貴命を主祭神とし、中山神社・高野神社をはじめ美作65郷のすべての神社を合祀する「総社宮」とされました。

現在の本殿は、永禄5年(1562)に毛利元就が造営し、明暦3年(1657)に美作津山藩2代藩主の森長継が大修理を行ったもので、桃山時代のすぐれた建造物として国重要文化財に指定されています。

広告

車椅子で旅行するポイント

美作総社宮_1.jpg 【1】美作総社宮の長い参道の先は石段だが、向かって右の公道から迂回できる。幅員狭くカーブにつき運転注意。
美作総社宮_2.jpg 【2】境内北側に進入路があるので、ここから坂を登り境内に自動車のまま進む。
美作総社宮_3.jpg 【3】坂を登りきると砕石が敷かれた駐車スペースがあり、その先は石段からの参道に合流している。
美作総社宮_4.jpg 【4】美作総社宮の拝殿付近。参道は凹凸がある石畳で、周囲は玉砂利が敷かれている。


美作総社宮境内図

広告

境内配置図 [凡例]
本殿 拝殿 神饌所 社務所 手水舎 神輿庫 天満宮 荒神社 若宮八幡神社 御崎神社 中国自動車道 岡山県道68号津山加茂線

移動のしやすさ

★★★☆☆

バリアフリーの状況

美作総社宮の周辺は住宅が密集しており、狭い路地が多いので入口がかなりわかりにくいが、自動車で直接境内に乗り入れができる。境内にバリアフリー整備は特にないが、逆に本殿の近くまで駐車スペースに使われているので自動車に乗ったままでもある程度見学ができる。

周辺の名所・観光スポット

津山城(鶴山公園)

津山城は、森蘭丸の弟にあたる森忠政が鶴山に築いた平山城で、姫路城・松山城とともに「日本三大平山城」の一つに数えられます。当時の建物は明治の廃城令でほぼ取り壊されているものの、備中櫓が復元されたほか、立派な石垣が残されています。また、城跡は「さくら名所百選」にも選定された桜の名所でもあります。【身障者トイレ・駐車場あり。障害者手帳提示で本人及び介護者1名無料。ただし、有料エリアは石段があるので事実上車椅子では移動困難。】
■参考リンク:津山城について

このページの執筆者
@tabisora110