櫻山八幡宮
櫻山八幡宮は、岐阜県高山市の神社で、主祭神は八幡大神(応神天皇)です。秋の例祭は国の重要無形民俗文化財の「高山祭」で、からくりを含む屋台曳きは「動く陽明門」とさえいわれ圧巻です。境内には「高山祭屋台会館」があり、絢爛豪華な屋台を常設展示しています。
旅行先について
地図
旅行先の概要
御祭神 | 主祭神:八幡大神(応神天皇) 相殿:熱田大神、香椎大神 |
---|---|
所在地 | 岐阜県高山市桜町178 |
交通 |
JR高山本線「高山駅」から徒歩約20分、又は「駅西」からまちなみバス経由で約15分、「八幡宮下」下車。 中部縦貫自動車道「高山IC」から車で約10分。 |
拝観料 | 無料。 ただし、「高山祭屋台会館」及び「桜山日光館」(共通)は大人820円、高校生510円、小中学生410円。【身障者は大人本人及び重度の付添者が半額、高校生以下本人無料。】 |
駐車場 | 神社北側、公道に沿って約350メートル先に参拝者専用駐車場あり。周辺に「屋台会館駐車場」(収容台数55台。普通車1時間につき300円)ほか有料駐車場あり。 |
URL | 飛騨高山『櫻山八幡宮』 |
連絡先 | 櫻山八幡宮 0577-32-0240 |
歴史・由来
櫻山八幡宮は、岐阜県高山市にある神社で、主祭神は八幡大神(応神天皇)です。
仁徳天皇65年、1つの胴体に2つの顔を持つ宿儺(すくな)という者(両面宿儺:りょうめんすくな)が略奪を繰り返したため、朝廷から遣わされた難波根子武振熊命が戦勝祈願のために応神天皇を祀ったことに始まると伝えられます。
元和9年(1623)、飛騨高山城主・金森重頼は社殿を再興し、例祭には「奉行祭」として奉行を派遣するようになり、のち金森氏の転封で江戸幕府直轄の天領となって以降も、高山陣屋にあった代官(郡代)自ら奉幣するスタイルを継承します。
かつて「奉行祭」とよばれた秋の例祭は、春の山王祭とともに「高山祭」として国指定重要無形民俗文化財、ユネスコの無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」となっています。京都の祇園祭、秩父の秩父夜祭とともに「日本三大曳山祭」のひとつにも数えられており、からくりを含む屋台曳きは「動く陽明門」とさえいわれ圧巻です。
境内は風格ある趣きですが、その一角にある「高山祭屋台会館」に入ると、常設展示された数々の屋台の絢爛豪華な姿を見ることができます。
車椅子で旅行するポイント
周辺の名所・観光スポット
高山祭屋台会館
秋の高山祭で曳き出される実物の屋台を常設展示する施設。絢爛豪華な計11台の屋台は年3回入れ替えて展示。 【車椅子可。館内にスロープ、昇降機、身障者トイレあり。】
■参考リンク:櫻山八幡宮・高山祭屋台会館