日牟禮八幡宮

日牟禮八幡宮

2023年8月28日神社

日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)は、滋賀県近江八幡市の神社です。成務天皇の御代の創建と伝えられ、羽柴秀次が築いた近江八幡城の城下町に鎮座し、近江商人の信仰を集めました。周囲には「近江八幡市八幡伝統的建造物群保存地区」の商家建築が見られます。千年の伝統をもつ「近江八幡の火祭り」は国の選択無形民俗文化財です。

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旅行先について

地図

旅行先の概要

御祭神 誉田別尊、息長足姫尊、比売神
所在地 滋賀県近江八幡市宮内町257
交通 JR琵琶湖線・近江鉄道八日市線「近江八幡駅」から近江バス(長命寺行き)で約6分、「八幡堀八幡山ロープウェー口」停留所下車、徒歩約3分
名神高速道路「竜王IC」から車で約20分
拝観料 無料
駐車場 境内前面道路沿いに砕石を敷いた無料駐車場あり
URL
連絡先 日牟禮八幡宮 0748-32-3151

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歴史・由来

日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)は、滋賀県近江八幡市の神社で、成務天皇即位の年(前131)、武内宿祢をしてこの地に大嶋大神を祀らしめたのがはじまりとされています。

その後については諸説あるものの、『日触八幡神社記』には、一条天皇の御代に当たる正暦2年(991)、宇佐八幡宮を勧請して八幡山に社殿を造営したとあります。

天正13年(1585)、羽柴秀次が近江20万石を与えられ、この地に近江八幡城を築くに及んで、山上にあった上の社は破却されて山麓の下の社と合併しました。

近江八幡城は秀次が謀反の嫌疑で切腹させられると廃城になりますが、琵琶湖の水運に恵まれた城下町は引き続き近江商人の拠点として栄え、日牟禮八幡宮も近江商人らの信仰を集めました。

神社周囲の旧城下町には、琵琶湖の水を引いた八幡堀や格子のある平入りの町家建築などが残り、「近江八幡市八幡伝統的建造物群保存地区」として国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

また、日牟禮八幡宮には毎年3月に行われる「左義長祭」、4月に行われる「八幡祭」という2つの火祭が伝承されており、千年の伝統をもつ「近江八幡の火祭り」として、他の地区で行われる火祭とあわせ、国の選択無形民俗文化財となっています。

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車椅子で旅行するポイント

日牟禮八幡宮_1.jpg 【1】日牟禮八幡宮の楼門前の道路脇一帯は駐車スペースとなっており、楼門から段差なく境内に入れる。
日牟禮八幡宮_2.jpg 【2】楼門向かいの道路を進むと公衆トイレがあり、身障者用トイレを併設する。
日牟禮八幡宮_3.jpg 【3】日牟禮八幡宮の拝殿前。参道は平坦な石畳となっているが、拝殿の先の参道には左右ともに石段がある。


日牟禮八幡宮境内図

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境内配置図 [凡例]
本殿 御祈祷所 拝殿 宮比・子安神社 常磐神社 天満宮 岩戸神社 秋葉神社 恵比寿神社 八坂神社 繁元稲荷 大島神社 社号標 絵馬殿 手水舎 社務所 能舞台 楼門 斎館 警備本部 たねや 慰霊塔 八幡山ロープウェー公園前駅

移動のしやすさ

★★★★☆

バリアフリーの状況

日牟禮八幡宮の参道は平坦な石畳で楼門を抜けて拝殿前まで移動ができる。その先の本殿へは石段があるので楼門経由での移動はできない。一応は境内東側の社号標から本殿まで一直線に延びる参道もあるが、入口に大きな段差があり、途中は玉砂利が厚く敷かれている。身障者用トイレは境内にはないが、楼門向かいの公衆トイレを利用できる。

周辺の名所・観光スポット

滋賀県立安土城考古博物館

「滋賀県立安土城考古博物館」は、近江八幡市安土町の「近江風土記の丘」にある博物館で、古代遺跡の大中の湖南遺跡や瓢箪山古墳、中世城郭の観音寺城跡、安土城跡といった文化財に関する展示及び調査研究を行っている。常設展示には織田信長が築いた安土城の復元模型などもある。
【身障者用駐車区画(3台)・トイレ・点字ブロック・誘導チャイム・車椅子貸出あり。手帳提示で障害者無料。】

■参考リンク:滋賀県立安土城考古博物館

このページの執筆者
@tabisora110