冠稲荷神社
冠稲荷神社(かんむりいなりじんじゃ)は、群馬県太田市にある神社で、伏見、信田、王子、妻恋、豊川、田沼の稲荷社とともに「日本七社稲荷」の一つです。御祭神は宇迦之御魂命ほかで、厄除けや縁結びに御利益があるとされています。極彩色の優美な社殿のまわりには、保育園や結婚式場といった施設もあります。
旅行先について
地図
旅行先の概要
御祭神 | 宇迦御魂神、大穴牟遅神、太田神、大宮能売神、保食命、少彦名神、品陀和気神、菊理日売神、市杵島毘売神、大物主神、菅原道眞公、健御名方神、素盞鳴神、奇稲田比賣神、木造薬師菩薩明神(厨子内)、天照大御神、祓戸四神 |
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所在地 | 群馬県太田市細谷町1 |
交通 | 東武鉄道伊勢崎線「細谷駅」から徒歩約20分。 北関東自動車道「太田桐生IC」から車で約20分。 |
拝観料 | 無料 |
駐車場 | 神社前に無料の舗装された駐車場(収容台数:500台)あり。参道入口の甲鳥居前に身障者用区画あり。 |
URL | 冠稲荷神社 |
連絡先 | 冠稲荷神社 0276-32-2500 |
歴史・由来
冠稲荷神社(かんむりいなりじんじゃ)は、群馬県太田市にある旧村社で、伏見、信田、王子、妻恋、豊川、田沼の稲荷社とともに「日本七社稲荷」の一つに数えられます。御祭神は宇迦之御魂命ほかで、厄除けや縁結びに御利益があるとされています。
社伝によれば、天治2年(1125)、新田義重の父源義国が伏見稲荷大社の御分霊を勧請してこの地に創建したとされ、元弘3年(1333年)の新田義貞挙兵の際には、兜(冠)の中に神霊の来臨を請うて戦勝を祈願したことから「冠稲荷」と呼ばれるようになったといいます。
本殿は元禄3年(1690)に再建されたもので、極彩色の彫刻に彩られたたいへん優美なものです。
この社の周囲には、保育園や結婚式場といった施設があり、婚活イベントなども行われています。
車椅子で旅行するポイント
周辺の名所・観光スポット
高山彦九郎記念館
太田市出身の勤王家で「寛政三畸人」のひとり・高山彦九郎をテーマとした記念館。国指定史跡である高山彦九郎宅跡附遺髪塚に隣接。彦九郎自筆の日記や書簡、旅道具などを展示している。【身障者用トイレあり】
■参考リンク:太田市立高山彦九郎記念館
新田荘歴史資料館
中世新田氏の本拠地であった「新田荘遺跡」に代表される歴史資料を中心として、古代から現代までの東毛地域の歴史をテーマ別に紹介している。一帯は徳川氏発祥の地・世良田東照宮などの神社仏閣が並ぶ。【身障者用トイレ・スロープあり】
■参考リンク:太田市立新田荘歴史資料館
薮塚温泉郷
新田義貞が鎌倉攻めの折りに傷兵を療養させたと伝わる秘湯。泉質は無色透明の重曹泉。温泉街にはテレビ時代劇『木枯紋次郎』の舞台・三日月村を再現したテーマパークなどの名所が点在する。【バリアフリー対応の宿泊施設あり】
■参考リンク:太田市>やぶ塚温泉郷