武蔵一宮氷川神社
武蔵一宮氷川神社は、かつての武蔵国一宮で、東京や埼玉に広く分布する「氷川社」の中心でもあります。境内はおよそ3万坪の広さがあり、一の鳥居から三の鳥居までの延長2キロの直線的な「氷川参道」も見事です。隣接する「大宮公園」もかつての境内地の一部でした。
旅行先について
地図
旅行先の概要
御祭神 | 須佐之男命、稲田姫命、大己貴命 |
---|---|
所在地 | 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407 |
交通 | JR「大宮駅」から徒歩約15分 東武野田線「北大宮駅」から徒歩約5分 |
拝観料 | 無料 |
駐車場 | 境内入口「三の鳥居」の道路はさんで反対側に舗装済の第一駐車場(収容台数80台・参拝者40分無料)あり。 交通安全祈願車両用として、東側外周道路沿いから出入する境内駐車場あり。 |
URL | 武蔵一宮氷川神社 |
連絡先 | 武蔵一宮氷川神社 048-641-0137 |
歴史・由来
「武蔵一宮氷川神社」は、埼玉県さいたま市に鎮座する神社です。平安時代の『延喜式』神名帳に載る名神大社であり、武蔵国一宮に当たります。東京・埼玉方面に広く分布している「氷川社」の本社であり、須佐之男命、稲田姫命、大己貴命の3柱を御祭神とします。また、神池に浮かぶ小島に鎮座する宗像神社をはじめとして、摂社・末社も多く存在しています。
社伝によれば、第5代・孝昭天皇の御代に出雲国の杵築大社(出雲大社)からこの地に勧請されたのがはじまりとされており、社名の「氷川」は出雲の「簸川(ひのかわ)」に由来するといわれます。
中世には武家にも篤く信仰され、源頼朝が社殿を再建の上、社領や神馬などを寄進していますが、江戸幕府も朱印地300石を寄進し、社殿を造営するなどしています。
明治元年(1868)の東京奠都により、氷川神社は武蔵国の勅祭社に列せられ、実際に明治天皇の行幸も受けています。
車椅子で旅行するポイント
周辺の名所・観光スポット
氷川参道
ケヤキなどの並木が続く南北2キロメートルのまっすぐな参道。江戸時代初期までは中山道の一部として利用されていた。関東郡司・伊奈忠治による街道付け替えと参道脇の民家の移転により現在の大宮の町が生まれたという。
大宮公園
もと氷川神社の神域。約1000本の桜などが植栽され、四季折々の変化が楽しめる。また、サッカースタジアムや小動物園、博物館など多くの施設が立地している。【バリアフリー対応】
■参考リンク:埼玉県>大宮公園
鉄道博物館
JR東日本の創立20周年記念施設。貴重な鉄道車両の現物を多数展示して鉄道の変遷をたどる。ミニ列車やシュミレータによる運転体験もできる。【バリアフリー対応】
■参考リンク:鉄道博物館