千葉神社

2016年11月26日神社

千葉神社は、かつて一帯を支配していた千葉氏の祖である平良文が戦のたびに妙見菩薩に祈願して勝利を上げていたことから、千葉氏の守り本尊として祀ったのがはじまりとされています。明治の神仏分離令により、祭神は妙見菩薩と同一視される天之御中主神に改まりましたが、現在でも厄除開運、八方除けの御利益がある「妙見本宮」として多くの参拝者を集めています。

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旅行先の地図

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旅行先の概要

御祭神 北辰妙見尊星王(天之御中主大神)
菅原道真公
所在地 千葉県千葉市中央区院内1-16-1
交通 JR・千葉都市モノレール・京成電鉄「千葉駅」(東口)から徒歩約10分
京葉道路「穴川IC」から車で約10分
千葉駅から千葉内陸バス(「千葉駅北口」または「西千葉駅」行き)で約5分、「院内町」停留所下車
または 千葉駅(東口16番のりば)からマチナカ循環バスC-bus(シーバス)で約16分、「千葉神社前」停留所下車
拝観料 無料
駐車場 近隣に多数ある有料のコインパーキングを利用
なお、車祓の場合は国道126号沿いの入口から境内に進入の上社務所に申出
URL
連絡先 千葉神社 043-224-2211

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歴史・由来

千葉神社は、北極星の守護神として知られ、仏教や道教などの要素が入り混じった謎の存在である妙見信仰の神社として知られています。同様に妙見信仰をもつ神社としては、他にも秩父神社や相馬中村神社などがあります。

かつて千葉一帯を支配していた千葉氏の祖である平良文は、戦のたびに妙見菩薩に祈願して勝利を上げていたことから、「平忠常の乱」で知られる平忠常が一族の守り神として妙見菩薩を祀り、その次男である覚算大僧正が伽藍を整備したとされており、以後も千葉氏を中心として信仰が維持されてきました。

明治時代に入ると神仏分離令が出されたため、妙見菩薩と同一視されている神道の天之御中主神を祭神とすることにより神社としての存続を図りますが、現在でも厄除開運、八方除けの御利益がある「妙見本宮」として多くの参拝者を集め、正月三が日の初詣客は60万人にものぼります。

また、毎年8月16日から22日まで行われている「妙見大祭」は、大治2年(1127)から連綿と続くもので、太鼓の打ち方が独特なため、その響きから「だらだら祭り」という俗称をもつものです。巡行を終えて宮入りした神輿を社殿の中で揉むという「昇殿勇め」のようなめずらしい伝統があるほか、この祭礼でなにかひと言だけ願掛けをすれば必ず叶うともいわれています。

車椅子で旅行するポイント

chiba_shrine_1.jpg 【1】通町公園に身障者用トイレあり。すぐ先に千葉神社の楼門が見える。なお周辺にコインパーキング多数。
chiba_shrine_2.jpg 【2】千葉神社の楼門型の福徳殿。八角形の星宮が安置されている。下はスロープ状で車椅子移動可。
chiba_shrine_3.jpg 【3】千葉神社の境内。概ねアスファルト舗装で参道に石畳が埋め込まれている。社殿2階は階段だが1階賽銭箱付近まで車椅子移動可。
chiba_shrine_4.jpg 【4】妙見池の橋は階段。ただし水寿之宮、千葉天神から迂回して池向こうの末社参拝は可。天神は賽銭箱前に階段あり。
chiba_shrine_5.jpg 【5】国道126号沿いに段差解消された別の歩行者入口と車両入口とがある。祈祷車は車両入口から進入。
chiba_shrine_6.jpg 【6】車両入口から境内へ。普段は車止めが置かれているので祈祷車はここで社務所に申出。


千葉神社境内図

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境内配置図 [凡例]
社殿 参集殿 摂社千葉天神 美寿之宮 末社 手水舎 妙見池 祈祷車駐車場 月天楼 日天楼 福徳殿 開運殿 通町公園 本町交番 国道126号 千葉神社前交差点 院内町バス停


移動のしやすさ

★★★★☆

バリアフリーの状況

境内はほぼアスファルト舗装で、参道部分に平坦な石畳を埋め込んでいる。メインの入口はスロープ状で段差はなく、基本的に車椅子で移動しやすい。階段の箇所もあるが迂回はできる。無料の駐車場などがあればさらに便利か。

周辺の名所・観光スポット

千葉市加曽利貝塚博物館

加曽利貝塚は、縄文時代中期から後期にかけてのわが国でも最大級の貝塚遺跡で、13ヘクタールほどの広さをもち、国史跡として指定されています。博物館を併設しており、加曽利貝塚から出土した土器や石器など展示するほか、貝層断面の保存展示などもあります。
【スロープ、身障者トイレ、車椅子貸出あり】

■参考リンク:加曽利貝塚博物館


このページの執筆者
@tabisora110